オフィスの天井高で悩んでいませんか?

「天井の高さを高くしたいと思っていますか?」とのアンケート(※)結果、90%(207名中187名)が「よくある/たまにある」と回答。天井の高さを上げる要望は非常に多いものの、その 変更は高コストで難しいという課題がありますが・・・


近年のオフィス事情

OAフロアの採用が始まった平成初期のオフィスでは、電力消費の大きなPC・LANのスター配線、大量の固定電話などにより、大容量の配線が必要でした。しかし、近年のオフィス環境では、床下に敷設される配線の量が、平成初期の半分以下に減少している可能性が高いです。

時代の流れと共に床内の配線量が減少

省電力なノートパソコンの普及や働き方改革・フリーアドレス化・Wi-fi普及などにより床内の配線量が減少傾向にあり、H=50mmが標準仕様のオフィスビルなどが増えています。

【低床化の3大要因】

OAフロア内の配線容量は年々減少傾向にあるため、OAフロア内の無駄な空間を削減するためにOAフロアの高さの見直しが必要です。
デッドスペースを削減することで、天井高さを確保することなどの有効な空間の確保などの多くのメリットがあります。

テナント要望

リーシング担当者にアンケート(207名が回答)を実施した所、オフィスの仕様では賃料・立地・築年数が3大要因でした。他の項目では、「天井高」が5.6番目、「OAフロア高さ」が8番目と、「天井高」の優先順位が高い傾向にあります。

OAフロアの高さ変更の事例

入口にて下りスロープを設置

H150→H70mmへの変更で天井高さを確保

OAフロアの更新工事において、天井の高さを確保するためにOAフロアの高さをH150mmから70mmに変更しました。その結果、天井の高さが2,550mmから2,630mmに変更され、快適な空間を確保することができました。

本来、天井の高さを確保するためには、設備の移設など大掛かりな工事が必要ですが、OAフロア更新工事に伴うガタツキなどの問題を解消しつつ、天井の高さの問題も同時に解決した事例です。

低床化で注目されている製品

attention

ネットワークフロア H=40mm(有効配線 H=36mm)

当社のネットワークフロアは、業界内でも長く愛用されている低床OAフロアの製品です。超高強度コンクリート製で長寿命であり、オリジナルの不陸追従構造によって設置が安定しています。1フロアで1,000㎡を越える大型オフィスにも対応可能で、配線シミュレーションサービスを提供しており、OAフロアの採用の可否を事前に視覚的に判断するお手伝いをしています。