ネットワークフロア
- 10年保証製品
- H=40mm / H=29mm
- 5000N評価品
- 3000N評価品
ネットワークフロア40
ネットワークフロア29
長寿命でサスティナブル、超高強度軽量コンクリート製の低床OAフロア
ネットワークフロアは、エンドユーザー様ご自身で自由に配線の取出しやコンセントの増移設が簡単にできるなど、ユーザー様の利便性を最優先に考え開発された製品です。独自構造の不陸追従性能と高強度素材がもたらす圧倒的な歩行感や、ノーメンテナンスで長寿命及びリユース・リサイクルシステムの運用で地球環境にも配慮した製品仕様は、建築物に様々な付加価値をもたらします。
※1 | ネットワークフロア29は2024年9月納品分より仕様変更をしております。 |
仕様変更理由:コンクリートマットのブロックの小型化、および配線路カバーの小型化をすることで、今まで以上にネットワークフロア29の不陸追従性を向上させました。 | |
ネットワークフロア29の新旧配線器具対応表はこちらを参照してください。 |
製品詳細
PRODUCT SPECIFICATION
仕様
→ 表は右にスクロールできます
製品名/項目 | ネットワークフロア40 | ネットワークフロア29 |
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タイプ | 置敷式溝構法 | |
材質 | (マット) 超高強度軽量コンクリート + 樹脂 (カバー) 鋼板 + 無鉛カチオン塗装 |
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寸法 | 40mmH×600mmW×600mmL | 29mmH×600mmW×600mmL |
製品高さ | 床高さ=40mm 配線有効高さ=36mm |
床高さ=29mm 配線有効高さ=25mm |
質量 | 30kg/m2(配線路カバー含む) | 26㎏/m2(配線路カバー含む) |
施工方法 | 置敷工法(ビス・接着固定不要) |
性能
製品名/項目 | ネットワークフロア40・ネットワークフロア29 | |
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耐荷重性能 | 公共建築協会 5000N評価品 同 3000N評価品 |
最弱部 最大変形量 5.0mm以下 最弱部 残留変形量 3.0mm以下 |
耐衝撃性能 | 公共建築協会 評価品 | 砂袋 最弱部 自由落下1回 残留変形量3.0mm以下 損傷なし |
ローリング ロード性能 |
公共建築協会 評価品 | 荷重種類 1車輪 1000N 最弱部 10,000回走行 残留変形量3.0mm以下 損傷・ガタつき 異常なし |
耐震性能 | 公共建築協会 1.0G評価品 | おもり 350kg-所定加速度 1,000cm/S2 異常なし (おもり 350kgは重量物設置ゾーン想定) |
耐燃焼性能 | 公共建築協会 評価品 | 残炎時間 0秒 |
帯電防止性能 | 公共建築協会 評価品 | U値(クラス1)U≧1.2 一般事務室・電算室両用 |
感電防止性能 | 公共建築協会 評価品 | 漏えい抵抗(R)≧1×106 Ω |
公的評価
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製品名/項目 | ネットワークフロア40・ネットワークフロア29 |
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認定・評価 |
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製品の特長
PRODUCT FEATURES
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POINT 01耐久性と10年保証
ネットワークフロアは、公共建築協会 5000N・3000N評価品。
一般のOAフロアの場合、5000N品の許容積載荷重(長期的に対応可能な積載荷重)は安全率をみて3300Nですが、ネットワークフロアの許容積載荷重は5000Nで、高い耐久性をもつ安心の10年保証製品です。 -
POINT 02持続する快適な歩行感
ネットワークフロアは、不陸追従単位が小さい製品です。フレキシブルな構造をもつコンクリートマットが、不陸に柔軟に追従するため、ガタツキが発生せず直床と遜色ない快適な歩行感を実現します。長期使用によってスラブの経年変化が発生してしまった場合でも、ネットワークフロア自体が追従することでガタツキの発生を抑制します。
不陸追従単位とは・・・
「製品が不陸に追従する最大追従ユニットの大きさ」のことです。
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POINT 03Bigな配線容量
床高わずか40mmと29mmの薄型OAフロアでも、他社二重床H60~70mmに匹敵するBigな配線有効高をもっています。1人1台以上のOA機器や配線が集中する分電盤やサーバー周りでも、フィードインマットN(幹線用マット)の活用で、らくらく対応可能です。
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POINT 04配線の容易性・経済性
オフィスの皆様ご自身で、自由に配線の取出しやコンセントの増移設が簡単にできます。そのため、オフィスの維持コストが安くなり、大変経済的です。さらに、ネットワークフロアは壁際へのOAタップの仕上げが簡単に行えますので、ユーザー様にとって大変便利です。
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POINT 05防塵塗装が不要
新築の場合、一般的に床(スラブ)面の防塵塗装が必要ですが、ネットワークフロアは製品で床面を覆ってしまうため、防塵塗装が不要です。防塵塗装費のコストダウン及び工期短縮が図れます。
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POINT 06優れた施工性
ネットワークフロアはマットを置敷するだけ、ボーダー(壁際)部はマットをカッターナイフで切断して、簡単に寸法合わせができます。施工時間は旧来型の二重床の1/3。週末工事で月曜日からニューオフィスにできます。
使用中オフィスのリニューアルスケジュール例
(200~400m2オフィス)
日程 時刻・業務内容 前日準備 【18:00~】既設配線撤去、家具・OA機器・書類搬出 第1日目 【7:00~8:30】ネットワークフロア・タイルカーペット搬入
【8:30~15:00】ネットワークフロア施工
【13:00~17:00】配線工事(電力・電話・情報)第2日目 【7:30~13:00】タイルカーペット施工
【13:00~19:00】家具・OA機器・書類搬入設置
【15:00~19:00】電力・電話・情報線の取出し、OAタップ取付、コンピュータ調整 -
POINT 07薄型(低床)タイプ
薄型(低床)タイプにすることで、既設・新築いずれの場合もメリットが生まれます。
既設の場合
圧迫感のない天井高で、快適なオフィス空間を確保します。
スロープ面積を小さく抑えて、デッドスペースを削減できます。新築の場合
オフィスのグレード感UPの要因となる天井高を、より高く取りやすくなります。
OAフロアを薄型(低床)に設定して建物の高さをコンパクトにすることで、建材使用量削減、建築コスト削減効果が見込めます。 -
POINT 08防災性(耐火災性・耐震性)
火と地震に強いことが防炎性のポイントです。ネットワークフロアは準不燃材料に適合すると共に、公共建築協会評価 残炎時間0秒の優れものですから、火災に対して安全です。また、ネットワークフロア内では、酸欠状態になるためケーブルが燃焼しない構造で二重の安全です。同時に、耐震性(1G 加振なし)に優れています。
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POINT 09什器の耐震固定
ネットワークフロアは超高強度軽量コンクリート製なので強度が高く、しかも床高29mm・40mmと低床のため、OAフロアの上からアンカーボルトを活用し、簡単に直接床スラブに什器の耐震固定ができます。 什器の耐震固定は、オフィス安心確保の第一優先項目です。
耐震固定とは地震の際の転倒を防止するための什器固定です。耐震の性能は、床スラブ(躯体)や什器ベースの強度など、様々な複合要因によって変化するため、全ての地震に対して什器の転倒や什器内の保管物の破損について保証するものではありません。(アンカーなどの耐震固定は、建設会社・什器メーカー等にご相談下さい。)
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POINT 10床暖房対応
オフィスの暖房として、集中力を高める頭寒足熱の床暖房が最適です。蓄熱効果を持つコンクリートを主部材とするネットワークフロアは、床暖房と組み合わせて使用可能です。床吹出空調より低床・コンパクトに仕上がり、範囲全体を輻射熱でムラなく暖めます。
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(納入事例)中央合同庁舎3号館
POINT 11実績・公的機関からの評価
納入実績が多いこと及び公的機関から認められていることは、ユーザーが安心して使用するための重要なポイントです。ネットワークフロアは、35年間で納入実績1,900万m2(東京ドーム400個分に相当)を突破(2022年3月現在)し、OAフロアの中でもその実績は抜群です。更に公的機関からも多くの評価を受けています。
納入実績区分 面積(万m2) 1. 官公庁(自治体・学校含む) 229 2. 金融機関(銀行・証券・保険・JA) 215 3. その他一般民間 1,151 合計 1,595 ※2023年3月現在
公的評価と受賞履歴
- (一社)公共建築協会 品質性能評価品
- インテリジェントアワード優秀賞
- (公財)日本環境協会 エコマーク商品
- グッドデザイン賞受賞商品
- フリーアクセスフロア工業会 JAFA認証品
- グッドデザイン特別賞
- エコリーフ環境ラベル商品
(ネットワークフロア40対象) - 電気設備学会賞
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POINT 12リユース・リサイクルシステム
循環型社会に貢献するため、ネットワークフロアは建物取壊しや原状復旧によって不要になった場合にリユースまたはリサイクルができます。リユース品は製造に要するCO2の排出がありません。そのためCO2の大幅削減により地球温暖化抑制効果が期待できます。
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主要な構成部材
MAIN COMPONENTS
- ネットワークフロア40
- ネットワークフロア29
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ベースマット40
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フィードインマット40N
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ボーダーマット40
ボーダーカバー40 -
フィードインチャンネル40
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ジャンクションカバー40
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ロングスロープ40
(勾配 1/12) -
ショートスロープ40(勾配 1/6.2)
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上り框40
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ベースマット29
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フィードインマット29N
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ボーダーマット29
ボーダーカバー29 -
フィードインチャンネル29
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ジャンクションカバー29
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ロングスロープ29
(勾配 1/12) -
ショートスロープ29(勾配 1/8)
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上り框29
製品の構造
STRUCTURE
- ネットワークフロア40
- ネットワークフロア29
施工の詳細
CONSTRUCTION DETAILS
施工手順
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施工前
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OAフロア 敷込み
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施工完了
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タイルカーペット 施工完了
施工納まり(仕上がり)
スロープ取付
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ロングスロープ40入隅(勾配1/12)
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ロングスロープ40(勾配1/12)
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ショートスロープ29出隅(勾配1/8)
ショートスロープ部断面
上り框取付
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上り框40 出隅・入隅
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上り框部断面
取合
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ドア見切り部取合
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他床取合
パーティションの取付
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パーティション取付(後付の場合)
ネットワークフロア上のどこにでも、間仕切りを取付けられます。※ 床下空間を簡単に縁切りできる部材もあります。 -
簡易可動仕切取付(後付の場合)
後付の場合コンクリートマット部・配線路カバーのどちらでも取付可能です。配線路が確保でき、レイアウト変更時のフレキシビリティが大きくなります。
コンクリートドリルで穴を開け、Pレスアンカーでスラブ床に直接固定します。 -
簡易可動仕切取付(先付の場合)
パーティションは、ネットワークフロアの上から取り付けること(後付工法)も、前もって取付けておくこと(先付工法)も可能です。尚、軽鉄間仕切についても同様です。
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一般情報
LAWN/PLANTING
一般名称 | OAフロア / フリーアクセスフロア/FF/FAF |
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採用居室 | 事務室/執務室/会議室/応接室/ラウンジ/フリースペース など |
採用建築用途 | オフィスビル/医療施設/住宅/教育施設/物流施設/商業施設 など |
設置場所 | 床スラブ |