ネットワークフロアのリユース・リサイクル
こんなお困りごとに
- 原状回復でOAフロアが不要
- SDGs・ESGの観点から廃棄物を削減したい
- 地球環境保全に貢献したい
1.サポート概要
社会的にSDGsやESGなど環境への配慮に対して関心が高まっており、OAフロアにおいても製品選定の基準が大きく変化しています。材質や構造が仕様を満たすだけでなく、環境への配慮がなされていることが採用の条件として求められるようになりました。共同カイテックは循環型社会を目指し、2000年よりリサイクルシステムを業界の中でいち早く取り入れたOAフロアメーカーです。近年ではリユース・リサイクルシステムの運用に進化し、サスティナブルな環境配慮型製品の普及に尽力しています。
2.環境配慮型OAフロア"ネットワークフロア"
耐久性に優れた製品である"ネットワークフロア"は、環境に配慮したリユース・リサイクルシステムを運用しており、そのシステムが認められエコマークを取得しました。リユース・リサイクル回収を行うことで産業廃棄物の発生を減らし、回収した製品を再利用または製品原材料として活用することで省資源化に貢献します。また、リユース品は製造に要するCO2排出が無いため、新品の製品と比較しCO2排出量の削減に貢献しています。
エコマーク製品認定の要件
次の4点などを理由に、日本環境協会よりエコマーク製品に認定されました。
- 3R(リデュース・リユース・リサイクル)に配慮した設計
- 製造あるいは販売事業者などが提供するシステムとして、申込製品を回収・リサイクルするシステムを構築
- 回収製品の80%以上を再利用・リサイクルするシステムを構築
- 施工、使用、維持・管理、解体、廃棄、リサイクルに関するマニュアルを有し、当該製品を使用した施工者および建築物の所有者が閲覧できるシステムを構築
エコマーク制度とは
この制度は、日本唯一の第三者認証によるタイプⅠの環境ラベル制度です。ライフサイクル全体を通して、環境への負荷が少なく環境保全に役立つと認められた製品にエコマークを付与します。
3.リユース・リサイクルシステムについて
リユース・リサイクル回収によって、環境に優しくコストを抑えながら産業廃棄物の削減が可能です。回収製品は、仕様・施工方法などによってリユース品とリサイクル品に分けられます。建物取り壊し、用途変更、移転に伴う原状回復などで導入済みの"ネットワークフロア"が不要になったときは、当社にご相談ください。
ネットワークフロアのリユース・リサイクルシステム
リユース回収・再販売
リユース基準に合致するネットワークフロアは、リユース品として回収いたします。
-
ネットワークフロア検品/選別
-
倉庫に保管
-
出荷準備(リユース品)
-
再販売(3年保証付き)
→ 表は右にスクロールできます
仕様 | カチオン塗装カバー製品 |
---|---|
施工方法 | 置敷工法 |
使用カーペット | 裏ノリ付きタイルカーペット(OAフロア面に粘着剤未塗布) |
製品の状態 | 切断・穴開け等の加工が無い |
- リユース回収対象外の製品はリサイクル回収又は廃棄となります。
- リユース品は3年保証(新品は10年保証)
- 当社の在庫状況によって対応できない場合があります
リサイクル回収
リユース基準に合致しないネットワークフロアの一部は、リサイクル品として回収いたします。
-
ネットワークフロア検品/選別
-
回収
-
製造工場で粉砕
-
再生材料として利用
→ 表は右にスクロールできます
ネットワークフロアのリサイクル実績:2022年3月時点 | ||
---|---|---|
集計期間 2000年10月から2022年3月まで |
リサイクル重量の合計 4,678トン |
ベースマット40(メイン部材)換算 約63万枚相当=約227,000m2(東京ドーム約5個分)(※) |
- 製品のシステム重量における「30kg/m2」から逆算した、1枚当たりの設定値で計算した概算実績値
回収の流れ
- OAフロアが共同カイテック社製の「ネットワークフロア」であることをご確認ください。
- お電話またはお問い合わせフォームから、お問い合わせください。
- 当社スタッフがご希望の日時に訪問し、ヒアリングやお見積り、製品の検品を行います。
- ご契約後、お打合せで決定した日程で製品をリユース・リサイクル回収します。