多用途床下地材「自在マット」をご存知ですか?

弊社はOAフロアメーカーとして様々なOAフロアをラインナップしていますが、「自在マット」は「多用途床下地材」として製造販売しています。
OAフロアは主にオフィスで使われますが、「自在マット」は「多用途」と銘打つ通り、様々な用途の建物で利便性向上やコストダウンに貢献できる可能性を秘めています。
OAフロアではない「自在マット」とは何なのか、その特長と活用事例をご紹介いたします。

自在マットとは?

自在マットは、50mm角のブロック構造に成型した樹脂シートに、超高強度軽量コンクリートを充填して作られており、素材と構造を活かした高強度かつガタつかない安定した床下地材です。
コンクリート打設や木造作床とは異なり、接着やビス固定が不要な「置敷工法」によって工期短縮やコストダウンに貢献します。

特長①軽量&スピード施工(養生不要)

一般的なコンクリートと比べて約1/3の軽さ(33kg/㎡)を実現しています。
コンクリート増し打ちに比べて建物への負荷が小さく、重量増による構造コストアップを抑制します。
また、自在マットは置くだけで施工が完了するスピーディな施工性を持ち、養生期間も不要で工期短縮にも貢献します。

特長②設置後の用途変更・レイアウト変更に柔軟対応

カッターナイフで切り取って溝を追加したり、同じユニットサイズのOAフロア(ネットワークフロア40)と入替えたりと、設置後の状況変化にも柔軟に対応します。
コンクリート打設後の床に手を加える場合、大掛かりな養生やハツリ作業が必要です。
自在マットならそれらが不要となり、導入後の追加コスト発生を抑制します。

特長③OAフロア(ネットワークフロア40)より安価

素材やユニットサイズが共通しているネットワークフロア40と比較して、鉄製部材(配線路カバー)を持たない自在マットは比較的安価です。
用途に応じて使い分けることで、さらなるコストダウンが期待できます。

どこで使われている?

自在マットは、オフィスビル、医療施設、教育機関、住宅、商業施設など、幅広い建築用途で採用されています。
ロビーや廊下、会議室、応接室など、配線量や用途に応じてOAフロアと組み合わせて使われるほか、OAフロアを組み合わせない事例も増えています。
・畳を撤去して自在マット+タイルカーペットで洋室化
・更衣室を嵩上げして下足エリアと切り分け
・床置きの重い展示物を目立たせるために自在マットを重ねて嵩上げ
[導入事例はコチラから]

新たな可能性を教えてください

自在マットには、OAフロアメーカーである共同カイテックが気付かなかった、OAフロアの枠組みを超えた活用の可能性があると考えています。
「こんなところで使えるかも?」「こういう使い方はできる?」といったアイデアやご意見がございましたら、ぜひ当社までご連絡ください。

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