F-PE型耐火バスダクト

耐火配線
ケーブル分岐
プレハブ施工
確実な接続

F-PE型耐火バスダクト

過酷な試験を経て日本で最初に消防庁から
耐火配線材料として認定されたバスダクト

火災から尊い人命を守るため、多くの人が出入りする百貨店・ホテル・病院などの施設には、法令により各種の防災設備の設置が義務付けられています。
これらの防災設備には、非常電源を設置し、耐火配線とするよう規定されています。
耐火バスダクトは、優れた耐火性能を有するとともに、火災時に延焼路となる心配のない安全性の高い耐火配線材料です。

製品詳細

PRODUCT SPECIFICATION

仕様

適用規格	JIS C 8364
保護等級	IP3X
導体	銅導体（電気めっき仕上げ）
絶縁物	マイカシートの多層巻き
ケース	亜鉛めっき鋼板
標準塗装色（表面仕上げ）	5Y7/1（半艶）
アース接続	ケースアース方式
設置場所	屋内

定格

配電方式	三相３線/三相４線/直流
定格電圧	600V（交流） 750V（直流）
定格電流	800A~3000A

製品の特長

PRODUCT FEATURES

POINT 01優れた耐火性能

840℃ 30分間の火災温度曲線により加熱しても、非常電源回路を安全に維持できます。
また、ビニール等の有害ガス発生材を使用していないので、火災中でも有害ガスを発生しません。
POINT 02非常用幹線のコスト削減

非常電源回路は、原則として耐火配線の使用が規定されていますが、専用不燃区画や耐火性能を有するシャフト内であれば、一般型バスダクトの使用が認められています。
耐火バスダクトと一般型バスダクトを、施工場所ごとに使い分けることにより、幹線コストの削減が可能です。
POINT 03負荷分岐が可能

耐火バスダクトであってもケーブル分岐ジョイナから負荷分岐が可能です。
任意の場所で負荷分岐できるので、非常用幹線に最適です。
POINT 04耐火処理が不要

耐火バスダクトはマイカシートを絶縁物として採用しております。
そのため、施工後にバスダクト本体や接続部の周囲を耐火被覆材で覆う必要はありません。
POINT 05確実な接続

バスダクトの接続部に採用されている「パーフェクトボルト」は、締め付け確認機能や緩みを防止するロック機構など、接続ボルトの性能をパーフェクトに管理・維持する機構を備えております。施工からメンテナンスまでトータル的に接続部の安全を守り、増し締め不要のメンテナンスフリーを実現しました。
【詳細はパーフェクトジョイントシステムを参照】
POINT 06トータルコストの削減

バスダクトはプレハブ施工で工事費の削減が望めます。また、幹線をまとめて一括で給電することで、高い需要率が適用できるため、変圧器の出力に合わせた効率的な幹線設計ができ、イニシャルコストの削減が可能です。