階高圧縮でVE提案 OAフロアの高さって下げても大丈夫?建設資材は「使わない」が一番安い

建設業界において、建築費高騰は大きな問題となっており、コストの上昇を理由とした開発計画の遅延・中止・見直しは珍しいものとは言えなくなっています。
建築費を抑えるために様々な方法が検討されていますが、「階高圧縮」もそのひとつのアイデアです。
諸条件によって変動しますが、階高圧縮によって建築費全体の数%をコストダウンできる可能性があるとされます。
天高も天井懐も圧縮が難しいとすれば、OAフロアの高さを変えてみる、という検討はいかがでしょうか。
今回は、OAフロアの高さをどこまで下げて良いのか、という気になるポイントを解説します。

階高圧縮のコスト削減効果とは

階高圧縮が実現した場合、どのようなコストを下げることができるのでしょうか。
建物全体がコンパクトになることで、外装・内装のあらゆる建設資材の使用量が削減されます。
具体的には、外装材、鉄骨、コンクリート、エレベーターシャフト、各種配管などが削減・短縮され、コストダウンが実現すると考えられます。

OAフロアはどこまで低くできる?

平成初期頃にオフィスビルへの採用が一般化したOAフロアの高さは、長らくH100mmがわかりやすい基準として受け入れられてきました。
階高圧縮のために、H100mmをどこまで低くできるのでしょうか。
共同カイテックでは、高さが低いOAフロアをラインナップしており、ネットワークフロアでは、40mmまたは29mmの高さでOAフロア化することが可能です。
OAフロアをH100mmから変更した場合、単純計算で1フロアあたり60mmまたは71mmの階高圧縮が実現します。
さらに、OAフロア見直しによる本体コスト・付随コストも削減が可能です。
詳しくはコチラ

製品

クワッドフィックス600

ネットワークフロア40

ネットワークフロア29
高さ H=100mm(調整可) H=40mm H=29mm
設計価格 ¥20,700/m2 ¥18,700/m2 ¥17,500/m2
防塵塗装 基本的に必要 不要 不要
施工スピード
養生期間 基本的に必要 不要 不要

事例有!40mm・29mmでもオフィスの配線には十分対応

OAフロアの高さが半分どころか1/3以下の高さになるとすると、配線容量の心配が出てくると思います。
この点については、過去のコラムでもご紹介していますが、平成から令和にかけてのオフィス環境の変化を知ることで心配が解消します。
無線化が当たり前になった現代においては、OAフロアの高さを下げることが合理的なVE提案の選択肢になっていると考えられます。

さらに、低床OAフロアは、令和以前から様々なオフィスで採用されている実績があります。
例えば、「八王子市役所」では、平成22年(2010年)の時点で、1フロアあたり1,200m2超の執務スペースにネットワークフロア29が採用されています。
15年前のオフィスで問題無い、とすれば、無線化が進んだ現在でも問題無い、と考えられるのではないでしょうか。

他にも根拠資料・実績データがあります

ここまでの話をイメージでは理解できても、「本件でも本当に大丈夫なのか?」、「お客様や上長へどう説明すれば良いのか?」という不安が残る方もいると思います。
そのような方のために、共同カイテックでは、「配線シミュレーション図」の作成・提供が可能です。
配線スペースの過不足を視覚的に判断できる資料は、OAフロア高さ削減の根拠資料として活用可能です。
また、ネットワークフロアシリーズは、1986年の発売開始以来、全国のオフィスビル、公共施設、物流施設などで1,600万m2を超える納入実績を持ちます。
計画案件との類似事例、同規模案件などの実績データもご案内可能ですので、詳しくはお問合せください。

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