「床」からは逃れられない! オフィスの「床」が従業員満足に与える影響を考える

このコラムを読んでいる方は、パソコンやスマートフォンを使い、デスクやチェアに触れていると思います。
さらに、それ以外にも触れているものがあります。
それは、「床」です。
私たちは1日を通して床に触れずに生活することは出来ません。
そのため、床に不具合があれば、ほとんどの人が何らかの影響を受けることになります。
今回は、人材確保の課題などから注目が高まっている「従業員満足」に着目し、床がどのように影響するのかを考えてみます。

従業員満足向上には2つの要因

アメリカの臨床心理学者フレデリック・ハーズバーグが提唱した、モチベーションに関する「二要因理論」によると、仕事の満足度やモチベーションには「衛生要因」と「動機付け要因」の2つが関係しているとされています。
衛生要因が満たされないと不満が募り、動機付け要因が満たされないと満足度が向上しません。
衛生要因の一例・・・給与、福利厚生、経営方針、職場環境(設備・人間関係)
動機付け要因の一例・・・仕事の達成感、責任や裁量の大きさ、自己実現の機会
植物で例えると、土と水(衛生要因)があれば植物は生きられますが、太陽や肥料(動機付け要因)が無いと大きく成長することは難しい、と考えられます。

オフィス設備に含まれるOAフロアは衛生要因のひとつ

オフィス設備は働く環境の土台であり、二要因理論では衛生要因と考えられます。
オフィス設備がどんなに優れていても、動機付け要因が不足すれば従業員のモチベーションは向上しません。
しかしながら、オフィス設備が一定の水準を満たさない場合、動機付け要因が充実しても、従業員の不満やストレスが蓄積し、生産性が低下する可能性があります。

平成初期以降、標準的なオフィス設備となっているOAフロアもまた、衛生要因のひとつと考えられます。
この考えに沿うと、OAフロアを導入し、健全な状態を保つことは、あくまで不満がない状態を作るための最低限満たすべき要素ともいえます。
※条件によってはOAフロアが不要な場合もあります。

OAフロアが不満につながる要因

OAフロアは、配線を床下に収納するためのスペースを確保し、メンテナンスを容易に行える構造にすることで、オフィスの機能性・快適性を向上させるオフィス設備です。
しかしながら、次のような点が原因で、従業員の不満につながることがあります。

①配線メンテナンス機能の問題
・配線があふれてしまう
・ユニットの脱着がしづらい
②床としての安定性の問題
・ガタツキ
・音鳴り
・段差

①の問題については、配線のメンテナンスは特定の担当者が担うケースが多いと考えられますので、影響は狭い範囲に深く影響すると考えられます。
②の問題については、オフィスで働く全ての従業員が影響を受ける対象となります。
従業員がOAフロアのことを認識していないとしても、知らず知らずのうちに不満足を溜め込んでしまう可能性があると考えられます。

床からは逃れられない

オフィスの職場環境を構成する要素は様々ですが、床はどんなオフィスにも存在します。
現代社会において、床に一切触れずに働くことはできません。
OAフロアは、床を構成する要素のひとつです。
不具合があれば、衛生要因である「職場環境」の観点で従業員満足の低下を招くと考えられます。
もし皆様のオフィスに床の不具合がある場合、早めに対応することが従業員満足度の低下を防ぐ一因になるかもしれません。

床の調査診断・修繕・更新を行っています

OAフロアのトラブルの中には、見た目だけでは原因が分かりにくいものも多く、DIYでの対応が難しいケースも珍しくありません。
前回のコラムでは、当社が行う「床の健康診断」をご紹介しました。
それに加え、当社ではOAフロアの修繕・更新工事にも対応しております。
「まずは現状を確認してほしい」「オフィスレイアウト・オフィスデザインを見直したい」といったご相談からでも対応可能です。
OAフロアに関するお悩みがございましたら、お気軽に当社までお問合せください。

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